エネファーム 2017年モデルは1日に2回起動できる
2017/11/15
エネファーム2017モデルが出ました
2015年8月に新築して、太陽光と一緒にエネファームをつけています。
太陽光とエネファームの構成はこんな感じです。
うちのエネファームは、2015年4月1日に出たモデルです。家の新築を決めた時はまだ出ていなかったのですが、
家が経つ数ヶ月前には、新しいモデルが発売することをネットで見ていたので、ハウスメーカーさんに言って、
なんとか新しいモデルにしてもらいました。それから2年が過ぎて、エネファームも2017年モデルが出ているんですね。
色々と便利に変わっているところもあるみたいなので、ちょっと比較してみたいと思います。
(はじめの写真は、うちのエネファームの写真です)
発電性能は変化なし
やっぱり一番気になるのは、発電効率が上がったかどうかです。同じお湯の量を作るのでも、
たくさんの電気を発電できれば、より便利になりますよね。
いつもエネファームを稼働させている時は、できるだけ 0.7kWh になるように、電気を使う量を調整しています。
0.7kWh がエネファームの最大発電量で、そのあたりが一番効率がいいとされているからです。
あと、エネファームの寿命は稼働時間で計算されるため、単純な計算でいくと、0.3kWh の発電で7万時間稼働させても、
0.7kWh の発電で7万時間稼働させても、同じように寿命を迎えることになります。
だったら、できるだけ高い稼働率で運用して、いっぱい電気を発電したいですよねー。
2015年モデルと、2017年モデルの発電性能を比べて見ると・・・違いは無いようです。
この発電性能は、だいぶ前のモデルから変化がありません。すでに限界値に達しているのでしょうか?
↓ちょっとこちらに、主な性能的な違いを書き出してみます。
2017年モデル | 2015年モデル | |
一体型 | 一体型 | |
発電出力 | 200W~700W | 200W~700W |
総合効率 | 85.8% (HHV) 95.0% (LHV) |
85.8% (HHV) 95.0% (LHV) |
貯湯タンク容量 | 140リットル | 140リットル |
燃料電池ユニット | H1,750mm × W400mm × D400mm 65kg | H1,750mm × W400mm × D400mm 77kg |
貯湯ユニット | H1,750mm × W700mm × D400mm 88kg | H1,750mm × W700mm × D400mm 88kg |
希望小売価格 (税別、設置工事費別) |
一般モデル:1,498,000円 | 停電時発電継続機能なし:1,600,000円 |
レジリエンスモデル:1,598,000円 | 停電時発電継続機能付き:1,670,000円 |
発電能力とか効率には差はなくて、大きさも変わっていませんが「燃料電池ユニット」は77kgから65kgと大幅に軽くなっていますね。
あとは、価格が10万円ほど安くなっているくらいでしょうか。価格に関しては、補助金との兼ね合いがあるので、
一概に安くなったとも言えないですが、本体の価格が抑えられるのは、嬉しいことです!
発電耐久時間が+2万時間
2017年モデルになって、エネファームの耐久性がさらに上がったようです。
うちの2015年モデルが、発電耐久時間:7万時間だったのに対して、2017年モデルは9万時間だそうです。
発電耐久時間
2015年モデル:7万時間(10年相当)
2017年モデル:9万時間(12年相当)
ちなみに、7万時間で10年ということは、どういう計算なのか確認してみます。
7万時間÷3,650日(10年)=19.18時間
となるので、1日約19時間エネファームを稼働させている計算ですね。
エネファームを自動運転している場合はこれに近くなるのでしょうか。うちは予約発電で運用しているので、
もう少し少なくなるような気がします。稼働時間もできるだけ効率化することで、
エネファームの寿命を伸ばすことができるということになりますね(^-^)
ただ、保証は10年ということですが(^_^;)
1回の連続発電時間が22時間から120時間に!
エネファームは1日1回22時間稼働させたら、勝手に止まってしまいます。
2017年モデルからは、その足枷もなくなったようです!なんと120時間の連続稼働ができるようになった?!
そ、そんなに長く稼働できるの?!予約発電で今日何時から何時まで稼働させようか、いつも考えている私としては、
ちょっと考えられないくらいの衝撃です(^_^;)
ただ、普通の家庭では、1日のサイクルの中で電気をたくさん使う時間、そうでない時間があると思うので、
ぶっちゃけ、22時間の連続稼働でも問題は感じていません。
エネファームで売電できるのであれば話は別だと思いますが、パナソニックのエネファームでは、
まだ売電はできないようなので、連続運転で稼働時間も増えてしまうことを考えると、どうなのかなーとも思ってしまいます。
でも、運用方法の幅が広がるのは、いいことですね(^-^)
一日の起動回数が最大2回に増えている!
うちのエネファームは、1日のうち、一度起動させて、停止させたら、もう翌日まで起動できません。
なんと、それが1日二回まで起動できるようになるということです。それが何を意味するかというと・・・
例えば朝と夜に電気をたくさん使うけと、昼はあまり使わない。という場合、一旦昼にエネファームを停止させておいて、
夜にまたエネファームを稼働させるという運用ができるようになるということです!
これは、予約発電でエネファームを運用している側からすると、かなり羨ましいです。
午後のあまり電気を使わない時間帯はエネファームを止めておけるなんて、ちょっと効率が上げられそうです。
ただ、予約発電だと、さらにスケジューリングが大変になっちゃうかもですね(^_^;)
ただ一つ気になるのは、エネファームは起動に数十分、停止にも10分くらい時間がかかります。
その時に、それなりに電力を消費していると思われます。
エネファームを1日に2回起動できるということは、当然、起動と停止を2回するということになって、
一旦エネファームを止めて効率を上げたけど、エネファームの起動と停止にかかる電力で相殺されてしまわないか?
という疑問は残ります(^_^;) この辺、エネファームの中の人に教えて欲しいところです。
インターネットに繋げられるようになった
家のLANと接続することで、スマホからもエネファームの状態を見たり、操作したりできるようになったようです。
時代の流れに乗ったかたちですねー。インターネットに接続できれば、エネファームのソフトウェアのアップデートなんかもできるようになったりとか、
色々いいことがありそうです。
そういえば、うちのエネファームもLAN接続はできるはずだなぁ。繋げれば何かできることがあるのか、
今度ホームメーカーさんに確認してみよっと。
全体的には、発電効率は変わらないものの、価格が安くなったことと、運用方法の幅が広がったことで、
エネファームがより扱いやすくなっているようでした。
これからのエネファームの進化が楽しみです(^-^)
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